トップメッセージ

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この度は当社採用ページをご覧くださり誠に有難うございます。

既にご承知の事とは存じますが、奥羽クリーンテクノロジーは産業廃棄物の中間処理(破砕・焼却・焼成)を中核とした、所謂『廃棄物処理』の関連事業を行っている会社でございます。
一見致しますと、この仕事と言うのはやや地味と言いますか、「裏方の仕事」という印象をお持ちになる方もおられるのではないかと思います。
確かに、メディアなどで華々しく取り上げられることは多くないとはいえ、社会の安定的な維持・運営にとって必要不可欠な仕事でございます。

人が、豊かで幸福な暮らしを営むということは、必ずその分だけの廃棄物が生まれます。
現在の私たち一人一人の暮らしは、例外なく生産・消費・廃棄の工程を経ております以上、この最後の「廃棄」という問題を避けては1日として社会は立ち回りません。
この「生産・消費・廃棄」の構図は個人の暮らしの他、様々な業種の社会的役割にも当てはまります。
つまり、農林水産業や工業製品などに関わるお仕事は「生産」という役割にあたり、サービス業や金融業などは「消費」の場としての役割に当てはまるという訳です。

では、最後の「廃棄」はどうなるか。これが私共の社会的な役割となります。
この様に考えますと、廃棄物処理と言う仕事が他の業種と遜色なく、むしろ社会運営の殿(しんがり)を務める重要な役目を担っていることがご理解いただけるのではないでしょうか。
更に視点を広げてみますと、現在世界中で緊急の問題となっているのが「環境問題」だという事は疑い様のない事実であり、人類共通の課題とも言えます。

60億を超える人が、平等に豊かになることを目指すという事は、その分の廃棄物が生まれ続けるという事でもあります。
2015年に国連サミットで掲げられた『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成や『循環型社会』の実現が急務となる中で、私ども廃棄物処理の仕事というのは、「廃棄」と「生産」を安定的に繋げて好循環を生んでいくための『最前線の現場』であると考えております。
この様に、廃棄物処理の仕事と言うものは一人一人の暮らしを支えると同時に、世界の問題の改善・解決にもつながった、とても意義の深いものなのでございます。

ここまでにお伝え致しました視点・視座に立って私たちは日々の廃棄物処理関連業務に臨み、会社の社会的責任を全うすべく尽力しているのみならず、郷土地域を中心としながらもより広く・大きな社会貢献を果たすために新たな技術やサービスの開発に日進月歩の姿勢で取り組んでおります。
新卒・中途、或いは経験・未経験者を問わず、この想いに共感下さる求職者の方からたくさんのご応募があることを、社員一同切に願っておりますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

奥羽クリーンテクノロジー株式会社 代表取締役社長 笹垣岳史