施設・設備紹介FACILITIES・EQUIPMENT
項目 | 内容 |
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施設の 種類 |
汚泥の焼却施設、廃油の焼却施設、廃プラスチックの焼却施設 産業廃棄物の焼却施設 |
品目 | 燃えがら、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリート及び陶磁器くず、ばいじん (これらのうち感染性廃棄物を含み、石綿含有産業廃棄物を除く) |
設置 年月日 |
平成20年4月8日 |
設置場所 | 青森県八戸市豊洲3-19 |
処理能力 | 汚泥の焼却施設:200t/日(24時間) 廃油の焼却施設:31t/日(24時間) 廃プラスチック類の焼却施設:40t/日(24時間) 産業廃棄物の焼却施設:120t/日(24時間) |
処理方式 | 全連続燃焼式焼却炉(ロータリーキルン方式) |
構造・設 備の概要 |
ごみピット、廃棄物ホッパ、焼却炉(ロータリーキルン)、二次燃焼室、廃熱ボイラ、空気予熱器、減温塔、 バグフィルタ、触媒装置、煙突 |
環境保全 対策 |
(1)中間処理施設において講ずる措置 ・温度計及びCO計の監視により、適正な燃焼管理を行う。 ・周辺地域の生活環境の保全のため達成することとした数値は、次のとおり。自主規制値(法規制値) ばいじん0.04(0.04)g/m3N 硫黄酸化物 K値=2(6) 塩化水素 300(700)mg/m3N 窒素酸化物200(250)ppm ダイオキシン類 0.1(0.1)ng-TEQ/m3N ・廃油以外の産業廃棄物は、建屋内のピットに貯留し、屋内のクレーン設備により炉内に投入し、また廃油は 防油堤を設けた貯留タンクに貯留し、ポンプ及び配管により炉内に噴霧する設備で、飛散及び流出並びに 悪臭の発生のない施設としている。なお廃棄物のピット、クレーン設備及び廃棄物ホッパは閉鎖されたピット・ クレーン室に設けており、燃焼用空気を吸引することで室内を負圧に維持することから、外部への悪臭の 漏洩・拡散はない。 ・定期的な清掃や殺虫剤の散布等を行い、構内の清潔を保持し、蚊、ハエやネズミ等の発生を防ぐ。 ・ブロア等の騒音・振動発生機器は、騒音対策として建物内に収納し、また屋外設置の誘引ブロア等の機器には ラギング等の防音対策を施し、振動対策として堅固な基礎あるいは防振設備をもうけて振動を防止する。 ・ごみピットで発生する汚水は揮発燃焼室に噴霧し、蒸発・分解処理する。排水は排水処理設備で処理し、 再利用水として全量場内で使用する。よって、排水は放流しない。 ・運転記録、排ガス等測定記録及び点検記録や機能検査記録等の維持管理記録を作成し、三年間保存する。 ・定期的及び施設稼働前後において、施設の点検・整備及び機能検査を行う。 ・施設への廃棄物の投入は、適正な処理が行われるよう、処理能力を超えないように行う。 ・施設に異常を感じたら、直ちに運転を停止し、必要な措置を講ずる。 (2)保管施設において講ずる措置 ・廃棄物のピット、クレーン設備及び廃棄物ホッパは建屋内の閉鎖されたピット・クレーン室に設けており、 燃焼用空気を吸引することで室内を負圧に維持することから、外部への廃棄物の飛散及び流出並びに悪臭の 漏洩・拡散はない。また、ピットはコンクリート製であるため、底部より汚水等が浸透しない。ごみピットで 発生する汚水は揮発燃焼室に全量噴霧し、蒸発・分解処理する。 ・廃油タンクは防油堤を設けており、貯留した廃油はポンプ及び配管により炉内に噴霧する設備で、飛散及び 流出並びに悪臭の発生のない施設としている。 ・定期的な清掃や殺虫剤の散布等を行い、構内の清潔を保持し、蚊、ハエやネズミ等の発生を防ぐ。 ・作業終了後は、廃棄物が飛散、流出しないよう清掃を行う。 |